DIG (DisasterImaginationGame)

10月15日 共生の里 さゝ郷にて講師を招いて
DIG(DisasterImaginationGame)を行い地域の安全確保について学びました。

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 DIGとは、地図を使い、参加者(地域住民など)が議論しながら災害尭生後の地域の被害状況や対応を予想することによって、地域の防災力を高め、被害を軽減するために有効な対策を自ら気づくようにする演習手法です。
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 この演習手法は3つの段階を踏んで行われます。

第1段階
タウンウオッチングにより災害(家屋倒壊、津波浸水、がけ崩れ、洪水など)が発生する危険のある箇所や、被害を受けると思われる住宅や施設を確認するとともに、災害時に役立つ地域の防災資源(避難場所や病院などの施設、備蓄倉庫と備蓄されている資機材など、防災対策に役立つ人や組織)を確認する。

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第2段階
被害想定結果やハザードマップも活用しつつ、第1段階で得られた結果を合わせて、地域の防災マップを作成する。

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第3段階
防災マップに基づき発災後の状況を予測するとともに、地域の防災力の現状と課題について議論する。

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 (DIGの特徴は、対象とする災害やプレーヤーによって柔軟に対応できる演習形式であり、多様な方式が考えられる点である。また、地域の詳細な地図を使うことによって、リアリティを確保することができ、想像力(lmagination)が豊かになり、具体的な災害メージを描くことができる。また、プレーヤー同士やコントローラーとプレーヤーの間の議論が刺激となり、地域の弱点や地域防災力の現状についての理解が深まると同時に、地域防災力向上のため方策に関して、様々な気づきがある点である。)